研究代表者:天野恭子(京都大学文学研究科)
多くの古代文献は、その成立に謎を抱えています。本プロジェクトは、古代インド、ヴェーダ祭式文献の成立を、言語学・文献学と人文情報学、情報可視化技術のコラボレーションによって解き明かす試みです。
本プロジェクトは、京都大学研究支援SPIRITSより学際型・人社重点領域研究として支援された「データ駆動型科学が解き明かす古代インド文献の時空間的特徴」(2020-2021)から発展した後継プロジェクトです。
本プロジェクトは海外連携研究であり、ドイツ、デュッセルドルフ大学、Oliver Hellwigとの共同研究です。
本ウェブサイトはSPIRITSプロジェクトの情報(お知らせ、イベント)を引き続き掲載しています。
お知らせ
- 2024/12/16
2024年11月 16日、マイアミで開催された the 4th International Conference on Natural Language Processing for Digital Humanitiesにおいて、宮川創、京極祐希、塚越柚季、天野恭子が”Exploring Similarity Measures and Intertextuality in Vedic Sanskrit Literature”(ヴェーダサンスクリット文献における類似度測定とテキスト間関係)の題で発表を行いました。論文は、発表論文集(the Proceedings of the 4th International Conference on Natural Language Processing for Digital Humanities), 123-131に掲載されています: https://aclanthology.org/2024.nlp4dh-1.12.pdf
- 2024/12/16
2024年8月 5日、ワシントンDCで開催されたDH2024 Workshop – Computational Literary Studies: How To Do Research Responsibly, SIG – Digital Literary Stylisticにおいて、宮川創、京極祐希、塚越柚季、天野恭子が”Computational Analysis of Intertextuality in Vedic Texts: A Progress Report”(ヴェーダ文献におけるテキスト間関係のコンピュータ分析:進捗報告)の題で発表を行いました。プログラムはこちら:https://dls.hypotheses.org/1764
- 2024/12/16
2024年7月 20日、沖縄産業支援センターで行われた可視化情報シンポジウム2024において、夏川浩明と天野恭子が「古代インド文献の言語層の可視化」の題で発表を行いました。可視化情報シンポジウム2024についてはこちら:https://www.vsj.jp/symp2024/
- 2024/12/16
Sebastian Nehrdich, Oliver Hellwig とKurt Keutzerが”One Model is All You Need: ByT5-Sanskrit, a Unified Model for Sanskrit NLP Tasks” をArxiv preprint (EMNLP 2024)に発表しました:https://www.academia.edu/125244330/One_Model_is_All_You_Need_ByT5_Sanskrit_a_Unified_Model_for_Sanskrit_NLP_Tasks?nav_from=1f0b9d15-1c69-499b-88c0-91a62de8506c
- 2024/12/16
Oliver HellwigとSven Sellmerが”The Placement of Objects in Vedic Sanskrit”を Medhota Sravah: Felicitation Volume in Honour of Mislav Jezic on the Occasion of His Seventieth Birthday, 2023に掲載しました:
https://www.academia.edu/112856244/The_Placement_of_Objects_in_Vedic_Sanskrit